動物病院編 面接での質問事項

これだけ聞いてはいけない質問があると、逆に何を聞けばいいか、どのように会話を広げていいか迷ってしまいますが、面接ではどんな話をしたら良いでしょう。

定番な質問から、獣医師、愛玩動物看護師、トリマー職種別の質問の一例をご紹介します。

定番質問
・「今日どうやってこちらに来ましたか?時間はどのくらいかかりましたか?」(通勤経路・手段・時間)
・「何を見て応募しましたか?」(求職経路の確認)
・「どうして当院に応募されたのですか?」(志望動機)
・「前職はどのようなお仕事をされていましたか?」(経験内容の確認)
・「前職では何人くらいの規模でお仕事していましたか?」(チームワーク)
・「これからどのように働いていきたいですか?」(意志、働き方、将来性)
・「どうして前職を辞めてしまったのですか?」(何でつまづきやすいか、仕事に対する価値観等)
・「自分はどのような性格だと思いますか?」(性格と自己認識について)
・「ペットの状態をうまく説明できない飼い主様には、どのように接していますか?」(対応力)

そのほか、各職種によって以下の内容も質問に交えていきましょう。


▼獣医師の場合
・1日の診療件数とスピード感について
・手術や手術サポートの経験について
・前職の動物病院の獣医師の数や規模感
・飼い主への対応で工夫していること
・大学の時の専攻について
・今後の勉強目標や開業への意思 等

▼愛玩動物看護師の場合
・受付・電話対応・薬のお渡し・クレーム対応等の事務経験
・爪切り、肛門腺しぼり、足裏バリカン、耳掃除、薬浴等の諸業務の対応経験
・飼い主様への指導経験について(パピークラス・歯磨き指導・栄養管理指導)
・手術時サポートの経験
・入院管理の経験
・PCでの書類作成能力
・論文執筆や学会での発表経験について 等

▼トリマー
・プードルカットのおおよその時間とスピード感
・1日のカット件数はどのくらいか
・得意なカットや苦手なカットについて
・SNSへの事例投稿やお客様へのメール返信等もできますか?(PC・SNSマナーの理解)
・兼任業務の経験について(主業務外への理解)

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いかがでしたでしょうか。

動物病院では、見学をしてから入社していただくことがほとんどですが、いくら研修や見学をしても、入社後の働き方にギャップを感じて辞めてしまう人もいます。
そのため、可能であれば実際業務をしているスタッフも面接に同席してもらうか、あらかじめどのような面を聞いておいてほしいかをすり合わておくと、面接で求職者自身へ伝え確認することができ、入社後のギャップを減らすことができます。
また、実は院長先生が知らないベテランスタッフが気を付けている業務のポイントや今後の改善点等も見えてくるかもしれません。

面接で働き方や業務についてのすり合わせをしっかりとおこない、入社後すぐのギャップや退職に繋がらないよう、良いご縁となる充実した面接を作りましょう。


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