【能登半島地震におけるペット救援募金】皆さまからのご支援 約2,500万円を寄付

ニュース概要

■寄付金の使途について
本プロジェクトの寄付先は、2024年２月５日付ニュースリリースの通り、公益社団法人石川県獣医師会（石川県金沢市、会長 宮野 浩一郎、以下 石川県獣医師会）の『令和６年能登半島地震動物対策本部』といたしました。寄付金は、以下の石川県獣医師会の取り組みにおいて、被災したペットと飼い主の皆さまへの支援に役立てていただく予定です。

●令和６年能登半島地震動物対策本部の取り組み
・被災地におけるペットの健康相談・診療
石川県獣医師会の獣医師が被災地に赴き、ケガや病気をしたペットの診療や、ペットの健康に関する相談を受付。

・被災された方のペットの一時預かり
石川県獣医師会の会員動物病院において30日間の無料預かりを実施。預かりは原則3月末までで、それ以降は後述の保護シェルター等で預かりを継続する予定です。
・支援物資の供給
被災地にペットフードや消耗品、飲用水等を支援物資として提供。
・保護シェルターの設置・運営（設置作業中）
保護シェルターの設置、動物病院における収容が困難になったペットや、一時預かりが終了する4月以降のペットのお預かり、保護動物の収容・飼育管理、譲渡など。

■当社の支援活動について
これまでに当社が行っている被災地の支援活動についてご報告いたします。
●迷子捜索サポート
ペット災害支援協議会の協議会メンバーである非営利一般社団法人日本ペットサロン協会（東京都町田市、理事長 吉田 大祐）からの要請を受け、当社所有の「どうぶつ用災害診療車」を貸し出しています。ペットを衛生的に管理するためのシャンプーやトリミングといった「ケアグルーミング」を提供するために、避難所などを巡回する目的で使用されています。
３月３日には羽咋郡志賀町の「志賀町立　富来活性化センター」などを巡回し、30頭のペットに対してケアグルーミングが実施されました。

●被災された方のペットの一時預かり
学校法人国際ビジネス学院（石川県白山市、理事長 大聖寺谷 敏）と共同で、被災された方のペットの一時預かりを行っています。３月29日までにあわせて21頭（犬、猫）のお預かりを実施しており、そのうち14頭は現在も継続してお預かりしています。
●迷子捜索サポート
能登半島地震の影響により迷子になってしまったペットの捜索支援を行っています。３月29日までにあわせて102頭（犬11頭、猫90頭、鳥1羽）の捜索依頼をいただき、そのうち32頭は無事に飼い主さまと再会できたとのご報告をいただきました。

引き続き、被災地のどうぶつたちと飼い主の皆さまのお役に立てるよう努めてまいります。そして現地の方々とどうぶつたちの安全と、被災地の1日も早い復興を、心より願っております。