‐はじめに‐

皆さま、こんにちは。田中理咲(タナカリサ)と申します。
はじめましての方も多いと思いますので、簡単に自己紹介させてください。
私は、航空会社のCA、動物病院グループでの運営サポートやスタッフ育成、企業研修講師の修行を経て、現在、動物病院を専門に“人財育成”や飼い主様接遇など「対人関係力(ヒューマンスキル)UP」のためのセミナーや執筆、個別病院サポートを行っています。

さて、今回EDUWARD MEDIAでの連載のお話をいただいたとき、ぜひ「後輩育成・後輩指導」をテーマにしたいと思いました。
それは、現場の獣医師、動物看護師の皆さまから「指導って難しい・・・」「こんな後輩がいて困っている・・・」という切実な声を本当に多くお聞きするからです。
そこにはいつも、相手が『人』だからこその難しさが潜んでいます。

本連載ではそこに着目し、後輩のタイプを知って、タイプごとに効果的な関わり、指導を行うためのポイントをご紹介していきます。
日々の指導でお試しいただけるよう、できるだけ具体的にお伝えしていきますので、ぜひ最後までお読みいただけると幸いです。

動物病院ヒューマンスキル育成コンサルタント
田中理咲

4つのタイプとは?

早速ですが、難しい話は後にして本連載で使用する「4つのタイプ分け」からご紹介しましょう。ご紹介するタイプ分けのベースは、1960年代から世界的に活用されている「ソーシャルスタイル理論」で、社会や組織など集団の中で見られる行動特性を4つにわけたものです。私はこの4つのタイプに「ライオン・おサル・ふくろう・うさぎ」とオリジナルのネーミングをしています。


ソーシャルスタイルでは、上記のように『自己主張が強いか・弱いか』と『感情を表に出すか・出さないか』の2軸で4つにわけています。実際にはどれか1つのタイプの特徴しかないという人はほぼおらず、強くでるタイプが1~2つあるというケースがほとんどです。それでは、もう少し詳しく各タイプを紹介しますので、後輩はどのタイプが強いかな?という視点で読み進めてみてください。