こんにちは!VETS CHANNEL事務局です。
今回は、金井 泉先生(ONE千葉どうぶつ整形外科センター)によるテクニックセミナー「今こそ習得!外固定法【総論】」をご紹介します。

整形外科の内固定(手術)が一般的になった今こそ、「外固定法」を見直しませんか?
シリーズ第1回の【総論】では、外固定法の種類と適応疾患、正しい外固定法と外固定の限界、そして合併症について、詳しく解説します。
今月末より順次公開予定のテクニック各論【骨折】【脱臼】も併せて、外固定法を基礎からしっかり習得しましょう!

◇今こそ習得!外固定法【総論】
https://e-lephant.tv/vets-ch/vetspay/1004429/

「今こそ習得!外固定法【総論】」のPoint!


1. 外固定の目的(2:07~8:25)
Point! 「外科に代わる外固定」の適応はほとんどなく、基本的には「手術前の一時的サポート」ないし「手術後の補助」としての役割となる。


2. 外固定の種類:バンテージ(8:25~20:45)
Point! 負重させる外固定に包帯法(ロバートジョーンズ包帯と足枷包帯など)がある。固定力はなく、関節可動制限と軟部組織腫脹の予防を目的とする。


3. 外固定の種類:キャスト・スプリング(20:45~28:45)
Point! より固定強度があり、外科での固定の補助としての役割を持たせる場合には、これらを使用する。


4. 骨折のための外固定(28:45~38:14)
Point! 外固定は外科と比べ管理が難しく、合併症も多いことから、適応をよく見極めることが必要となる。


5. 合併症(38:14~48:44)
Point! 外固定の合併症には、皮膚トラブル、虚血損傷、神経麻痺、関節拘縮などが挙げられ、飼い主の理解も重要となる。


●これまでの連載は以下のURLから閲覧できます。
https://media.eduone.jp/list/102/122/


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