こんにちは。VETS CHANNEL事務局です。
本日は大人気セミナー「呼吸器のいろは」より「呼吸器症状をたくさん見てみよう!」を紹介します。
呼吸器のエキスパートである、末松正弘先生(AMC末松どうぶつ病院)を講師にお迎えし、基礎から学ぶことをコンセプトにご解説いただきました。
本動画では獣医呼吸器診療のファーストステップとして、呼吸器疾患における系統立てた症状のみかたについてご確認いただけます。シリーズを通してぜひご覧ください。

呼吸器症状をたくさん見てみよう! ~呼吸器のいろは①~のPoint!


1. 呼吸器症状とは、診断アルゴリズム(0:20~13:40)
Point! 症状ごとに「何が起きているのか」を意識し、呼吸器症状を起こしている大体の発症部位を知ることが重要である。


2. 異常呼吸音(13:40~18:58)
Point! スターター、ストライダー、レッチングに大きく分けられる。音の調子や種類により、閉塞部位や内容を想定することができる。


3. 発咳(18:58~32:20)
Point! 刺激物質や部位により発咳を誘発する受容体が異なるため、どんな時に発咳が生じるか(刺激原因)を知ることも重要である。難治性の場合、最も精度の高い検査は気管支内視鏡といえる。


4. 聴診、副雑音(32:20~42:42)
聴診時はなるべく静寂な環境下で聴診器を胸壁へ強く密着させ、肺尖部から下肺野までを左右対称に聴診する。音の性質を聴き分け理解することで、診断の一助となる。


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https://media.eduone.jp/list/102/122/


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