こんにちは!VETS CHANNNEL事務局です。
今回は、川合 智行先生(横浜山手犬猫医療センター)による
卵巣子宮摘出術【子宮蓄膿症】をご紹介いたします。
本動画では子宮蓄膿症の手術手技を、切開範囲の目安や止血の重要性という基本的なものから、
胸郭の深い犬種における腹腔内の操作や子宮が破裂していた場合の対処法まで、詳しく解説していただいています。
術後解説とあわせて、一般的な避妊手術との違いを改めてご確認いただけます。
◇卵巣子宮摘出術【子宮蓄膿症】
講師:川合 智行先生(横浜山手犬猫医療センター)
https://e-lephant.tv/vets-ch/vetspay/1002359/

卵巣子宮摘出術【子宮蓄膿症】のPoint!

1.開腹(00:12〜03:40)
Point! 子宮蓄膿症と診断されたため、通常の避妊手術よりも広く切皮をおこなった。
胸が深い犬種は卵巣が奥の方にあるため頭側に向けて少し開けないと見づらい

2.卵巣堤索および卵巣動静脈の切離(03:41〜09:50)
Point! 小型犬の場合はバイポーラを用いると出血を最小限に抑えられる。

3.子宮頸管の離断(09:51〜13:18)
Point! 子宮蓄膿症の場合、シーリング装置を用いると子宮断端から排膿することがあるので縫合糸で結紮してから離断する。
●これまでの連載は以下のURLから閲覧できます。
https://media.eduone.jp/list/102/122/