こんにちは。VETS CHANNNEL事務局です。

今回は、池田 人司先生(オールハート動物リファーラルセンター)による
膝蓋骨内方脱臼整復術(G4)をご紹介いたします。

◇膝蓋骨内方脱臼整復術(G4)
 講師:池田 人司先生(オールハート動物リファーラルセンター)
https://e-lephant.tv/vets-ch/vetspay/1004192/

本動画では関節包の肥厚や軟骨の潰瘍の有無、関節液の粘稠度など
術中の観察所見や脛骨粗面転移部への海綿骨の移殖、アライメントの調整まで、
手術のポイントを詳細に解説いただきました。
既に整形外科を実施されている先生だけでなく、これから始めようという先生方にもお勧めです。

膝蓋骨内方脱臼整復術(G4)のPoint!


1.膝関節外側アプローチ(0:28~3:48)
 Point! 膝蓋骨と腓骨頭を蝕知し、その中央を前脛骨筋の方向へ切皮する。
  関節包を外側から切開する際に関節液の粘稠度を確認しておく。


2.滑車溝造溝術(3:49~6:02)
 Point! 滑車溝の軟骨をブロック状に切り出し、骨のみを用いて遊離させる
ロンジュールを用いて海綿骨を採取しておく。


3.脛骨粗面転移術(6:03~14:26)
 Point! てこの原理を用いて脛骨粗面を動かし、脛骨粗面をピンで固定する。


4.閉創(14:27~22:08)
 Point! 関節包が緩まないように細かく丁寧に縫合
脛骨粗面を転位した部位に大腿骨から採取した海綿骨を移植し骨の癒合を促す。定法通り閉創し手術を終了する。



●これまでの連載は以下のURLから閲覧できます。
https://media.eduone.jp/list/102/122/


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