こんにちは!VETS CHANNNEL事務局です。
今回は、市川 美佳先生(日本動物高度医療センター)による
消化管間質腫瘍をご紹介いたします。
◇消化管間質腫瘍
講師:市川 美佳先生(日本動物高度医療センター)
https://e-lephant.tv/vets-ch/vetspay/1004183/
消化管間質腫瘍は発生が稀な腫瘍ではありますが、偶発的に確認されることも多く、その治療として外科療法が原則と考えられています。
本動画では、消化管間質腫瘍の概要から症例報告まで解説いただきました。

消化管間質腫瘍のPoint!

1.概要:消化管間質腫瘍とは(00:38~18:34)
Point! 消化管の筋層にあるカハール介在細胞が腫瘍化したもので様々な分化傾向を辿る。

2.外科療法[犬](18:35~~28:21)
Point! 治療の原則は外科治療となる。転移徴候があっても外科切除によるメリットがあれば状況次第で検討する。

3.内科療法[犬](28:22~32:40)
Point! 理論的にはc-kit遺伝子変異と奏功性は相関するが、犬ではc-kit遺伝子変異率はヒトと比較して低い。

4.症例検討[犬](32:41~37:56)
Point! 転移例であっても比較的長い経過をたどることが多い。

5.猫における報告(37:57~48:10)
Point! 猫における消化管間質腫瘍は非常に稀と言われる。内科療法を行う際は副作用に注意する。
●これまでの連載は以下のURLから閲覧できます。
https://media.eduone.jp/list/102/122/