メディア事業・通信販売事業を新規展開する株式会社totonou(本社:東京都港区、代表取締役:本多辰好)は、犬の飼い主を対象に、「ペット(犬)に対する意識変化・価値観」に関する調査を実施しました。
※プレスリリース内容を引用する場合、以下の対応をお願いします。

・引用元が「ペットメディアPetanによる調査」である旨の記載
・Petan該当記事(https://petan.jp/survey_food/)へのリンク設置


株式会社totonouでは、フード・おやつ・サプリメント・ベッドなどのペット商品を企画・開発中です。ペット商品の企画開発にあたって、同社の運営するペットメディアPetanと合同で犬の飼い主を対象とした調査を行いました。

今回は「犬と一緒に生活している」と回答した人1,053人及び、「犬と一緒に生活している」かつ「自分がフードを選ぶ立場にある」と回答した人600人に対して実施したアンケートで愛犬に与える食事についてを中心とした質問を行い、愛犬家の方たちの意識の変化や価値観を考察しました。

■調査概要

ニュース概要

■調査背景|日本の飼い犬の平均寿命は10年で+0.9歳、40年では約2倍に!長寿化の背景には飼い主の価値観変化がある?

日本での犬の平均寿命は、2008年から2019年で+0.9歳と、この10年で1歳近くも延びているそうです。1年というと短いようにも思えますが、犬の寿命1年分といえば人間の年齢に換算すると4年分にも相当します。2019年度の犬の平均寿命が14.1歳であることからも、犬の寿命1年は飛躍的な延びと言えます。(※1)さらに言えば、昭和時代の犬の平均寿命は7.5歳(※2)ということなので、約40年では+6.6歳となんと2倍近くにも延びています。人間の平均寿命が江戸時代の約44歳から令和には男性が81.47歳、女性が87.57歳(※3)まで延びたくらいのインパクトですね。

犬の長寿化の背景には、獣医療の発展のほか、飼い主の意識変化も大きな要素としてあると考えられます。昭和の犬は「番犬としての外飼い」「餌は人間の残飯」という飼育環境が一般的でしたが、令和の犬は「家族として室内飼い」「質・栄養バランスのよいフードを与えたい」という飼育環境・価値観が一般的になりつつあります。

そこで、今回は犬の長寿化の背景にある、「犬の飼育に対する飼い主の意識変化」「令和の犬の食事事情」について実態を探るべくアンケートを実施しました。


■人間vs犬|生活の中で犬を優先する人が15%近く


まずは「犬と一緒に生活する上で、人間と犬のどちらを優先することが多いですか?」という質問をしてみました(サンプル数1,053)。

180人(17.1%)が「絶対に人間」、292人(27.7%)が「大体は人間」と、約半数近くが人間派という回答でした。一方で、37人(3.5%)が「絶対に犬」、107人(10.2%)が「大体は犬」と犬派も13.7%存在します。そして437人(41.5%)は「場合により判断」と回答しました。

では、実在する以下2名の愛犬家はどの選択肢を選んだと思いますか?


犬を飼っていない人からすると相当な愛犬家に映るかもしれませんが、この2人は両名とも「場合により判断」と回答しました。

「犬と一緒に生活する上で、人間と犬のどちらを優先することが多いですか?」という質問はかなりざっくりとしていましたが、ここからはもう少し具体的な質問をしていきます。


■犬=家族?半数近くの愛犬家が同じ食事をしたいと回答。


「自分・人間の家族と、一緒に生活している犬で同じ食事をしたいと思いますか?」という質問をしました(サンプル数600)。

結果はなんと、41人(6.8%)が「絶対したい」。135人(22.5%)が「できればしたい」と回答。「興味はある」と回答した人160人(26.7%)まで含めると、半数以上の飼い主さんが犬と同じ食事をすることに好意的です。

一方で「特にしたいと思わない」と回答した人は168人(28.0%)、「犬と同じ食事をするなどという概念は全くない」と回答した人は96人(16.0%)でした。

犬の平均寿命が7.5歳(※2)だった昭和であれば、恐らく90%以上の回答は「犬と同じ食事をするなどという概念は全くない」だったのではないでしょうか。(残飯を与えている=犬と同じ食事をするという捉え方をすると違うかもしれませんが。)

人間の食事の栄養状況も今ほどよくなかった時代なので、犬に贅沢させる以前に自分のことで精一杯だったという社会的な背景もあると思います。とはいえ、ドッグフードではなく家族と同じフレッシュな食事を犬にも与えたいという価値観の造成は、ここ10年で一気に進んだのではないかと感じます。

では次に、犬と同じ食事をしたいと思う背景にどのような価値観があるのかを詳しく見ていきます。「自分・人間の家族と、一緒に生活している犬で同じ食事をしたいと思いますか?」という質問で「絶対したい」「できればしたい」「興味はある」と回答した飼い主さんにその理由を聞きました。


「一緒に生活している犬と同じ食事をしたいと思う背景として当てはまるものを全て選択してください。(複数選択可)」という質問をしました。(サンプル数336)

「犬が人間の食べ物を欲しがるから与えたい」を117人(34.8%)の方が選択しました。犬の喜ぶ顔が見たいという親心が感じられます。さらに「犬は家族だから同じ食事内容が望ましい」を選択した方も100人(29.8%)いました。ペットを擬人化するに近いような価値観も一般的になりつつあることが窺えます。

一方で「できれば同じ食事をしたいが身体の構造が違うので、それぞれに合った食事をする方が優先」を選択した方の割合が一番大きく、128人(38.1%)がこの選択肢を選んでいます。犬と同じ食事をしたいという気持ちはあるものの、理性的に判断しているという飼い主さんが多いようです。

他には「犬用に配慮した手作りごはんを自分が食べてもいい」を89人(26.5%)が、「犬の身体に合わせて中身は変えるが、見た目だけでも近づけてあげたい」を45人(14.0%)が選択しました。これらの選択肢まで選んだ飼い主さんたちは、犬と同じ食事をしたいと考える飼い主さんたちの中でもかなり積極的・行動派であると推測されます。


■令和のお犬様|自分の食事以上に愛犬の食事にこだわる飼い主が半数以上!
次に、愛犬の食事へのこだわり度を、自分の食事と比較してという尺度で回答してもらいました。


「一緒に生活している犬に与える食事へのこだわり(栄養・品質・味など)を100とした場合、自分の食事へのこだわりはどのくらいですか?」という質問をしてみました。(サンプル数600)

結果は、自分の食事の方が優先度が低い(99以下)と回答した飼い主さんが半数以上!
「0未満」は13人(2.2%)、「0~9」は26人(4.3%)と少数派ですが、「10~49」は77人(12.8%)となかなかの人数。”自分はいいから、犬にいいものを食べさせたい!”という飼い主さんが多いんですね。
ボリュームゾーンは「50~99」が220人(36.7%)、「100~149」が155人(25.5%)と、自分と同じくらいの前後でした。

犬と比較して自分の食事の優先度の方がが高い「150~199」は50人(8.3%)、「200~299」は31人(5.2%)、「300以上」は28人(4.7%)となっています。