履歴書の書き方

①基本情報

■日付
履歴書の作成日ではなく、提出日を記入する。郵送の場合はポストに投函した日、直接渡す場合は渡す日に。
★POINT★
履歴書全体を通して、西暦・和暦を統一しましょう。「平成○年入学、令和○年卒業」のように元号をまたぐと採用担当側が分かりづらくなるので、西暦で合わせるのがおすすめです。


■氏名
戸籍通りの正確な名前で書き、姓と名の間に少しスペースを空けると見やすくなる。仮名は、「ふりがな」と書いてある場合はひらがな、「フリガナ」と書いてある場合はカタカナで記入する。

■生年月日、年齢
「満○歳」は、「現在の年齢」を書く。

■住所
郵便番号を記載し、都道府県やマンション名などを省略せずに書く。ふりがなは番地部分には不要。
★POINT★
引っ越し予定のある場合でも、「現住所」には応募時点での住所・電話番号を記入します。「連絡先」欄には引っ越し先の住所を書きましょう。その際、「○年○月○日に転居予定」などと注意書きを添えると丁寧です。

■証明写真
書き損じする場合を想定して、すべて書き終わってから貼る。


■メールアドレス
JIS規格の履歴書では、メールアドレスの欄はない場合が多い。メールでやりとりする可能性があれば、連絡先欄に「連絡先メールアドレス:~」などと記載しておくと親切。
学生さんの場合、通う大学で指定されたメールアドレスがあればそれを使用するのがベスト。携帯のキャリアメールではなく、PC用のメールアドレスを記入する。
★POINT★
メールアドレスを自分で用意する場合、@より前の部分が、ニックネームや好きなアイドル、キラキラな単語になっていないか要チェック!


②学歴・職歴記入欄
一般的には中学校卒業から記入する。学校名は省略せずに書き、大学の学部や学科の記載も忘れずに。在学中の場合は「卒業見込み」と記す。(大学院の場合は「修了見込み」)

職歴はアルバイトを含まないため、「なし」とし、最後は「以上」で締める。


③免許・資格欄
免許・資格ともに略称ではなく正式名称、種類(一種・二種等)まで記入する。
資格や免許がない場合は「特になし」と書く。ただし、仕事に活かせる資格であれば、「資格取得に向けて勉強中」等のアピールも可。

④通勤時間
通う家から勤務先に着くまで(ドアtoドア)の片道の通勤時間を記入。
引っ越し前の住所からの通勤時間で「3時間」などと書いてしまわないよう注意。

⑤志望動機などの自己PR欄
動物病院で働くためには「動物が好き」ということが大前提。動物を好きになった過去の経験、仕事にしたいと思ったきっかけなどもあわせて伝えると相手もイメージしやすくなる。また、面接を受けるその病院を選んだ理由も志望動機としては適切。
★POINT★
自己PRや志望動機から、面接時に会話が膨らむことがあります。たとえば、大学の研究室名を記載していると、「○○先生知ってる?」などの会話につながることも。どんな質問を受けても返せるように、心のこもった内容にするよう意識すると良いですね。

⑥本人希望記入欄
新卒の場合は、特別な事情がない限り、「貴院規定に従います」「貴院規定に準じます」と記載するのが一般的。
動物病院では「社」ではなく「院」を用います。また、「御院」ではなく書き言葉である「貴院」が正しい表記です。


【書き終わった!その後に……】


□記入漏れはありませんか?

□誤字脱字や、省略して書いているものはありませんか?

□用紙にシミや汚れはありませんか?

□日付は提出日(ポスト投函日)になっていますか?