近年、獣医療においても低侵襲治療に関心が高まりつつありますが、Interventional Radiology(IVR)に関して学ぶ機会はすくないのではないでしょうか。本セミナーでは「何ができるのか」「どんな器具が必要なのか」などIVRの基礎知識から、カテーテルの操作方法や薬剤の選択までまるっと解説いたします!
▼ セミナー概要・お申込みはこちら
https://bit.ly/3yuO8xk

セミナー詳細
■開催日
第1回:2022年8月4日(木)
第2回:2022年9月9日(金)
第3回:2022年10月12日(水)
第4回:2022年11月4日(金)
※日程により曜日が異なりますのでご注意ください
■開催時間
20:00~22:00(受付開始 19:30)
■プログラム内容
<第1回:総論>
何が出来るのか。どういった機器が必要なのか。IVRを実施する利点・欠点などIVRに関しておさえておくべき知識を解説いたします。IVRの世界に飛び込むための最初の一歩を踏み出していきましょう。
①IVRとは
②IVRで出来ること
③おさえておくべき基礎知識
<第2回:動注化学療法>
動注化学療法では、大腿動脈などからカテーテルを腫瘍の栄養血管まで進め、腫瘍へ直接抗がん剤を投与します。本治療法は全身投与と比較して症例への負担が少なく、副作用もほとんど認められないと言われています。
治療法の概要とカテーテルの操作や薬剤の選択など、知識を身につけていきましょう。
①動注化学療法の概要
②適応症例
③必要な機器
④症例紹介
<第3回 動脈塞栓術>
動脈塞栓術(TAE)では腫瘍の栄養血管までカテーテルを進め、抗がん剤と同時に塞栓物質を投与し、腫瘍の栄養血管を塞ぎます。塞栓する血管を見極めるためには、全身の血管マップを理解しておくことが重要です。
今回は肝臓腫瘍に対するTAEを主軸として解説いたします。
①動脈塞栓術の概要
②適応症例
③必要な機器
④症例紹介
<第4回 尿管・尿道ステント/SUBシステム>
IVRの適応は幅広く、コイルによる塞栓やステント設置の手技も含まれます。
尿管ステントの設置は人では一般的な手技であり、近年獣医療でも実施されるようになってきました。
今回は尿管・尿道それぞれのステント設置の適応と設置手技、さらに尿管と膀胱を直接つなぐSUBシステムに関しても合わせて解説いたします。
①尿管・尿道ステント/SUBシステムの概要
②適応症例
③必要な機器
④症例紹介
■講師紹介
第1回:金井 詠一 先生
麻布大学 小動物外科学研究室 講師
第2回:小林 正行 先生
動物先端医療センター・AdAM 院長
第3回:川村 悠太 先生
川村動物病院 新潟低侵襲動物医療センター
第4回:小山田 和央 先生
松原動物病院 副院長
■対象
獣医師
■こんな方におススメ!
・IVRに興味がある先生
・低侵襲治療の導入を検討している先生
・腫瘍症例の診察件数が多い先生
・手術不適症例に対する選択を増やしたい先生
■受講料
1日のみ:3,850円(税込)
4日全日:13,200円(税込)
※クレジットカード決済をご希望の方へ※
以下のURLより、ご希望のページにてお申込ください
http://academy.eduone.jp/seminar/online/(EDUONE Pass会員登録必須)
■形式
<オンライン型>講義
※Zoomウェビナーを使用します。
※開催日の翌日以降にてアーカイブ配信を予定しております。
■ご用意いただくもの
お1人様1端末(PC、またはスマートフォン、タブレット)