こんにちは!VETS CHANNNEL事務局です。
今回は、藤井 聖久先生(くすの木動物病院)による
橈尺骨骨折(キャスティング)をご紹介いたします。
髄内ピンによる橈尺骨骨折の整復後はキャスティングにより患部を固定することが重要です。
本動画では、使用する器具や巻き方の手順、患肢の動きを妨げないためのポイントを詳細に解説いただきました。

橈尺骨骨折(キャスティング)のPoint!

1.キャスティングとは(0:00~3:13)
Point! キャスティングは骨折の整復に必要な手技であるが、患肢を使って歩行が可能であり日常生活に支障がでないよう留意する必要がある。

2.キャスティングの巻き方:下地(3:14~9:10)
Point! 固定を安定させるため、前腕を体軸と平行・掌底部を正中にして手根部遠位をやや内旋し、外側から内側へ下地を巻いていく。

3.キャスティングの巻き方:スコッチキャスト(9:11~12:33)
Point! テープの幅が広い場合は、前肢の遠位端の太さを指標として、適切な幅に調整して使用する。

4.ギプスの調整(12:34~23:20)
Point! スコッチキャストを締めた後にできたたわみは切除し隙間を作る。これにより伸縮テープを巻いて固定するときに調節がしやすくなる。
こちらの動画はVETS CHANNELにてご視聴いただけます。
◇橈尺骨骨折(キャスティング)
https://e-lephant.tv/vets-ch/vetspay/1000445/
ぜひご覧ください!
●これまでの連載は以下のURLから閲覧できます。
https://media.eduone.jp/list/102/122/