ニュース概要

今回のプロジェクトでは、「ひらかたパークを“リブランディング”しよう」をテーマに、情報デザイン学科の学生たちがアイデアを考案。その中から採用された企画を基にしたイベントを園内で実施することが決定しました。

京都芸術大学の産学連携プロジェクトとは

京都芸術大学では、開学の理念として「藝術立国」、「京都文藝復興」を掲げ、「社会の変革に役立てる人材の育成」を教育目標に掲げており、その中でアート・デザインの力を活かして、企業や自治体の抱える課題に取り組む「社会実装プロジェクト」を展開しています。
既存の概念にとらわれない学生ならではの視点で新たな価値を創出することで、商品開発やまちづくり、イベント創出などの産学公連携を行なっています。

プロジェクトテーマ「ひらかたパークを“リブランディング”しよう」
【企画内容】
ひらかたパーク内施設の新しい魅力の創出や認知度向上を目的として、バーベキューやデイキャンプを楽しめる貸切スペース「Outdoor BBQ Terrace」(WEBサイト https://www.hirakatapark.co.jp/bbq-terrace/ )のリブランディングに挑戦しました。

【採用アイデア】
学生たちが考えたアイデアの中から、山田萌瑛さん(情報デザイン学科イラストレーションコース)の企画「もうお留守番はさせない!ドッグキャンプ企画」が選ばれ、こちらの企画の中の案「出張!ドッグキャンプ」を基にしたイベントを園内で実施することが決定しました。

もうお留守番はさせない!ドッグキャンプ企画











※④がイベントの基になった案「出張!ドッグキャンプ」。
※採用アイデアは、「京都芸術大学×ひらかたパーク 産学連携プロジェクト」特設WEBサイト( https://www.hirakatapark.co.jp/kyoto-art-hirapar-2024/ )にて9月24日(火)より公開されます。

〇考案した学生のコメント 山田萌瑛さん(情報デザイン学科イラストレーションコース・3年)
ひらかたパークといえば、幼い頃からCMを見て育ち、遊びに行ってはアトラクションに乗り回っていた馴染みの深い場所です。そんな場所の企画に携わる事ができたということに嬉しさとむず痒さを感じています。また、自身でもあったらいいなと思いながら楽しんで取り組んでいた案だったので、企画原案として採用、実施されると聞き夢が叶ったようでした。

〇担当教員コメント
京都芸術大学 情報デザイン学科 准教授 山下 光恵
山田さんは、この産学連携プロジェクトに非常に熱心に取り組まれていました。ひらかたパークさまには大変魅力的な課題をご提示いただき、リサーチや視察へのご協力により、学生のアイデアの完成度を高めてくださいました。山田さんのドッグキャンプ企画原案の採用を大変嬉しく思います。学生とのコラボ企画が、ご来場の皆さまにも楽しんでいただけることを期待しています。

〇ひらかたパークコメント
ひらかたパーク 営業チーム マネージャー 長澤 正治
強化したいターゲットとしての学生の目線に加えて、芸大生ならではのクリエイティビティにあふれる提案をたくさんいただきました。
また、プレゼンからは授業の範囲を超えた熱意が感じられ、我々も大いに刺激を受けました。
今回の提案がひらかたパークの新たな魅力の創出につながることを期待しています。