パナソニック株式会社は、全国の20歳~79歳の1000名の方を対象に「おうち臭」に関する全国調査を実施しました。9月はまだ暑さが残り、家庭内で発生するニオイが気になる時期です。自宅で一番気になるニオイや、家庭に蓄積した付着臭の実態、さらにニオイ対策の傾向が明らかになりました。
ニュース概要
【調査TOPICS】
■8割以上の人が「家庭内のニオイ」が気になったことがあると回答。
家庭内のニオイを特に気にしているのは30~40代女性、反対に20代男性は「気になったことが全くない」の回答が最多。
■自宅のニオイが気になる場所1位は「トイレ」(53.0%)、次いで「キッチン・ダイニング」(49.4%)、「玄関」(29.0%)という結果に。
さらに、「空間に漂っているニオイ」と「室内に付着しているニオイ」、どちらも気になるのはダントツで「生ごみ臭」。
■自宅で料理を作った際にニオイが気になる料理1位は「焼魚」、次いで「焼肉・ステーキ」、「カレー」。
■家庭内でニオイを感じても特に対策をしていない人が4割。
ペットを飼っている(いた)人、在宅介護をしている(いた)人はニオイ対策の意識が高い傾向に。
■家庭で実施しているニオイ対策で最も多いのは「十分な換気」(63.4%)。
さらに半数以上が「消臭スプレーをかける」対策を実施。しかし、4人に1人は対策をしてもニオイの課題が解決していないと感じている結果に。
■「付着臭」を10年以上放置している人が2割近くいることが判明。1年以上放置している人は約4割に及ぶ。
■他人の家に入った瞬間ニオイが気になる人は7割以上。
■全体の半数以上が自分の家のニオイがどう思われているか気になっている。
特に在宅介護の経験がある人はどう思われているか気になっている人が多い傾向
[調査概要]
・エリア:全国
・調査対象:20代~70代 男女 計1000人
・調査期間:2024年8月9日~8月13日
・調査方法:インターネット調査
・調査会社:楽天インサイト株式会社
《8割以上が「家庭内のニオイが気になったことがある」と回答》
まず、「家庭内のニオイが気になったことはありますか」と聞いたところ、「かなりある」「たまにある」を合わせると全体で82.5%の人が家庭内のニオイが気になったことがあるという結果となりました。
中でも「かなりある」「たまにある」を合わせた数字が最も大きいのは女性40代で92.2%、女性60代が90.4%という結果から女性の方がおうちでのニオイが気になっていることがわかります。一方、「ほとんどない」「全くない」を合わせた数字が最も大きいのは男性20代の28.0%となり、男女のニオイへの意識の差が浮き彫りになる結果となりました。
《自宅のニオイが気になる場所1位は「トイレ」(53.0%)、次いで「キッチン・ダイニング」(49.4%)、「玄関」(29.0%)という結果に》
続いて、「家庭内でニオイが気になる場所はどこですか?」と聞いたところ、1位が「トイレ」(53.0%)、次いで「キッチン・ダイニング」(49.4%)、「玄関」(29.0%)という結果に。どうしてもニオイが発生しがちなトイレ、そしてゴミ箱や排水口・三角コーナー、魚焼きグリルなどのニオイの原因となる要素が集まるキッチン、さらに家の顔でもある玄関も、靴などが原因でニオイが発生してしまう傾向にあるようです。
また、「(家庭内で)空間に漂っているニオイについて、どんなニオイが気になりますか?」と聞いたところ、1位は「生ごみ臭」(42.2%)となっており、さらに「(家庭内で)室内に付着しているニオイについて、どんなニオイが気になりますか?」と聞いたところ、こちらも1位が「生ごみ臭」(30.0%)という結果に。「生ごみ臭」は家庭内で最も気になるニオイであることが明らかになりました。