ポイント解説:猫の心筋症のステージ分類の基準

心筋症のステージ分類のための具体的なカットオフ値は本ステートメント上に見受けられない(特にステージB 1 vs B 2 やステージC vs D)。また、ステージAの分類基準についても不明である(そもそも全ての猫は心筋症になる素因があるかもしれない)。改訂版のステートメントで追記されるのであろう。


次回は「猫の心筋症の有病率と疫学」について紹介する(10 月 26 日に公開予定)。

参考文献
1. Luis Fuentes V, Abbott J, Chetboul V, et al. ACVIM consensus statement guidelines for the classification, diagnosis, and management of cardiomyopathies in cats. J Vet Intern Med. 2020;34:1062-1077.
2. Keene BW, Atkins CE, Bonagura JD, et al. ACVIM consensus guidelines for the diagnosis and treatment of myxomatous mitral valve disease in dogs. J Vet Intern Med. 2019;33:1127-1140.

これまでの連載はこちら
https://media.eduone.jp/list/106/119/


おすすめの商品

臨床の選択肢を広げるケーススタディ・マガジン


※VETERINARY BOARD 2021 年 7 月号では、「猫の肥大型心筋症 アップデート -HCMとHCM phenotype-」(監修:中村健介先生)の特集を掲載しています。本連載をご執筆いただいている大菅先生にも症例報告をご執筆いただきました。
出版:エデュワードプレス
サイズ:A4判 96頁
発行年月日:2021年7月15日


本体価格 4,400円(税込)

大菅辰幸 TATSUYUKI OSUGA

2012年 北海道大学 獣医学部卒業
2012年 北海道大学大学院 獣医学研究科 博士課程入学
2013年 日本学術振興会 特別研究員(DC1)
2015年 北海道大学大学院 獣医学研究科 博士課程修了、博士(獣医学)
2016年 日本学術振興会 特別研究員(PD)
2016年 北海道大学大学院 獣医学研究院 客員研究員
2016年 北海道大学 人獣共通感染症リサーチセンター 学術研究員
2017年 北海道大学大学院 獣医学研究院 附属動物病院 特任助教
2020年 宮崎大学 農学部獣医学科 助教

こちらの記事もおすすめ