「標準動物看護」をめざす書籍 臨床動物看護ガイドシリーズ待望の最終巻!
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<編集委員からのメッセージ>
本シリーズは、種々の症状や疾患に対する一定水準の動物看護の提供が実践できるように標準動物看護をめざした書籍です。類似の事例が来院したときや、電話がかかってきたときに役立てていただくだけでなく、事前に読んでイメージトレーニングを行う材料としていただきたいと思います。編集委員全員で全頁の読み合わせを行いましたが、愛玩動物看護師および愛玩動物看護師を目指す方々にとって、大変勉強になる多くの内容が書かれているとの感想で一致しました。このため本来は愛玩動物看護師1人1冊を手元に置いておくのがベストかと思いますが、ぜひとも、一動物病院や一教育機関に1冊は置いていただきたい書籍です。
編集委員代表 左向敏紀
書籍概要
<CONTENTS>
■第1章 管理が重要な命にかかわる症候/疾患の動物看護
1. 咳①「ガーガーという呼吸音が聞こえる」/気管虚脱
2. 咳②「咳をしている」/僧帽弁閉鎖不全症
3. 多飲多尿①「飲水・排尿の量と回数がいつもより多い」/慢性腎臓病
4. 多飲多尿②「排尿が我慢できない」/副腎皮質機能亢進症
5. 腫瘍①「乳腺にできものがある」/乳腺腫瘍
6. 腫瘍②「首の付け根にしこりがある」/甲状腺腫瘍
7. 腫瘍③「皮膚にできもの(かさぶた)がある」/猫の扁平上皮癌
■第2章 飼い主支援が重要な症候/疾患の動物看護
1. くしゃみ・鼻水「くしゃみ・鼻水が出ている」/慢性鼻炎・慢性副鼻腔炎
2. 歯石沈着「歯石が溜まっている」/歯周病
3. 下痢①「下痢が続いている」/蛋白漏出性腸症
4. 下痢②「下痢が続いている」/膵外分泌不全症
5. 後肢跛行「後ろ肢をかばっている」/股関節形成不全
6. 後肢麻痺「歩くことができない」/胸腰部椎間板ヘルニア
7. 瘙痒①「痒がっている」/マラセチア皮膚炎
8. 瘙痒②「痒がっている」/皮膚糸状菌症
9. 瘙痒③「痒がっている」/犬アトピー性皮膚炎
10. 紅斑「皮膚に赤い斑点がある」/膿皮症
11. 充血「白眼が赤い、眼ヤニがでている」/乾性角結膜炎(ドライアイ)
12. 眼球白濁「黒眼が白い」/白内障
■第3章 各症候/疾患の理解に必要な動物看護技術
1. 抗がん薬の取り扱いと飼い主支援
2. 在宅医療におけるターミナルケア
3. 動物医療グリーフケア®
4. エンゼルケア
■付録
典型的な症状に対する疾患のフローチャート
編集委員:左向敏紀 上野弘道 宮田拓馬 小野沢栄里 新谷政人 三橋有紗
仕様:A4判、並製、448頁、オールカラー
販売価格: ¥ 23,100円(税込)
ISBN :978-4-86671-222-2
発行年月日:2024年9月1日
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