前回は「低張液」について説明しましたが、今回は「等張液」について説明します。

等張液とは?

前回も説明しましたが、血管内の浸透圧に近い輸液を等張液といいます。低張液とは異なり、投与後は細胞内には移動せずに細胞外(血管内と間質)に分布するため、細胞外液補充液などと呼ばれます。等張液にもさまざまな種類があり(図1)、特に脱水や出血などにより体液の喪失が認められる場合に使用されます。


図1 等張液の種類