口腔周囲の疾患を疑った場合、ついつい目視や大雑把な触診のみに頼ってしまい、確定診断を先送りにし、姑息的な投薬治療を続けがちではないでしょうか。しかし、口腔内疾患は摂食の可否から栄養状態のよしあしに直結する問題であり、また局所の感染が広がれば全身性疾患につながることにもなります。

SURGEON3月号では、それぞれの疾患のエキスパートの3名の先生方に、5つの項目の疫学、診断、治療について詳しく解説していただきました。明日からの臨床現場でお役立ていただける内容が満載です。

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特集・連載について

~SURGEON3月号の特集内容の一部をご紹介~

■歯周病由来の口腔鼻腔瘻:小川祐生先生、網本昭輝先生(アミカペットクリニック)
口腔鼻腔瘻は歯科疾患のなかでもとくに犬のQOLを低下させる疾患の一つであり、見逃したり放置すると、長期にわたって鼻腔疾患に類似した症状に悩まされることになります。

本稿では、臨床現場でよく遭遇する歯周病由来の口腔鼻腔瘻について、一般的な検査および治療法を解説します。きれいな写真やイラストで手術法を丁寧に解説。手術の注意点やポイントをまとめているので、わかりやすく、実際に手術をする際にも役立ちます。

■非歯周病由来の口腔鼻腔瘻:藤田 桂一先生(フジタ動物病院)
口腔鼻腔瘻は、そのほとんどが上顎歯の歯周病に起因して上顎骨や切歯骨が吸収されて口腔と鼻腔が貫通する疾患です。しかし、まれに歯周病以外の原因によって本症が発症することがあります。今回は、おもに非歯周病由来の口腔鼻腔瘻について解説します。

さまざまな口腔鼻腔瘻について、豊富な写真や細部までこだわったフラップ手術のイラストを掲載してわかりやすく紹介します。有用な情報が盛りだくさんです。また、CTやX線など画像も多数掲載しているので、診断にも役立ちます。

~3月号から新連載スタートです~

■外科支援CT:下顎腫瘍
監修:高木 哲先生(麻布大学)
執筆:金井詠一先生(麻布大学)

SUGEON3月号から新しくスタートする本連載では、外科手術をする前に行うCT検査について取り上げます。CTをどのように外科手術に活用しているのか、第一線でメスを振るわれている先生方に症例情報とともにご紹介いただき、外科手術計画に特化した読影力を磨く先進的な教材として動画も活用して解説していきます。

さらに、金井先生作成の犬の各部位正常CT画像を掲載。CT画像上での見え方と実際の手術中の肉眼所見を比較することができるので、手術計画を立てる際の参考になります。また、正常CT画像を動画で見ることができ、横断像については金井先生の解説付き動画もあります。貴重なデータが満載の本連載をお見逃しなく。