元競走馬の受入先をつくるためには、引退馬に需要をつくることが必要です。私たちは、「乗馬」をする人を増やし、引退馬が乗用馬として社会に必要とされる存在になる、そんな仕組みをつくっています。

「乗馬」は、人の生活をより豊かにしてくれます。「乗馬」は趣味としての楽しみだけでなく、雇用の拡大や、福祉分野での活用も期待されています。馬と人がつながることで双方が輝き、持続可能的に共生できる。それが「乗馬」という選択肢であると私たちは考えています。



特定非営利活動法人日本乗馬普及協会は2021年に発足された団体です。
私たちは乗馬の普及により馬業界が抱える課題の解決を目指し、活動しています。

この度、特定非営利活動法人日本乗馬普及協会は公式団体サイトを全面リニューアルいたしました。
下記よりご覧ください。

日本乗馬普及協会 公式団体サイト(リニューアル後)
https://nihonjoba.org

ニュース概要

受け入れ先が不足する競走馬の引退後
サラブレッドの寿命は25〜30年と言われているのに対し、多くの競走馬が5歳前後で引退を迎えます。
寄付などで引退馬の飼育を支える取り組みも広がりつつありますが、支援できる頭数には限りがあるのが現状です。さらに、サラブレッドの生産頭数は年々増え続けており、受け入れ先の不足が課題となっています。

そのような背景から、私たちは乗馬の普及活動から引退した競走馬のセカンドキャリア促進を目指し、活動を行なっています。


深刻な人材不足を抱える馬業界
担い手が足りない馬業界では、多くの牧場で国外の人材に依存しているのが現状です。国内の産業を守り、継続していくためにも人材の確保と育成が必要です。今、その入り口となる「乗馬」の価値が見直されています。馬産業の活性化と未来の人材育成が喫緊の課題となっています。

乗馬の普及により馬に携わるということに対する入口を拡げ、将来のホースマンを増やせるよう努めてまいります。


私たちは、乗馬界、馬術界、競馬界の垣根を越えてこれらの社会課題に向き合ってまいります。今後ともご指導、ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

取材、協働、活動等に関するお問い合わせは下記よりお気軽にご連絡ください。
https://nihonjoba.org/contact


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