なぜタイプ別指導が効果的?

皆さんの後輩は、どのタイプが強いように感じましたか?ぜひ、次回の記事がアップするまでの1週間、後輩をよく観察して、2つほど強いタイプを挙げてみてください。対処法が単なる小手先のテクニックにならないよう、まずはしっかりと後輩の特性を事実ベースで捉えることが大切です。

さて、ここでタイプ別の指導法をなぜ私がお勧めするのかをお話させてください。

皆さんは富士山に登ったことはありますか?私は足腰が元気なうちに一度はチャレンジしてみたいと思っているのですが、登山ルートは4~5つあるようです。調べてみると、難易度も様々で、「適性に合ったルートを選べば、世界遺産の富士山をより楽しく登ることができる」そうです。

「タイプ別指導法」は、富士山の登山ルートに似ていると思います。
後輩を目指すべきゴールに導くルートも1つではありません。相手に応じて登る山(レベル)を下げるのではなく、登り方、ルートを選んで、最速で、自力でゴールに到達することを支援するのです。

ライオン、おサル、ふくろう、うさぎに同じ教え方、褒め方、叱り方をしても、捉え方やその後の行動が異なってくることは、きっともう想像できると思います。

「人はそれぞれ違う」ということを前提に、相手の価値観、行動特性、効果的な関わり方を知っていれば、後輩にあった指導法で成長へと導けます。後輩にも余計なストレスをかけず、また先輩である皆さんも『人』を理解する視点が増え、後輩に対しネガティブな感情をもったときに「別の角度から冷静に見る目、心の余裕」が生まれるでしょう。

相手が『人』だからこその難しさを、『人』を知ることでクリアしていく。
タイプ別に指導法を変える目的はここにあると思うのです。